直江謙一郎

大阪生まれ。大阪、東京、神奈川での生活を経て、2008年より京都市内に在住。

こどもの頃、家は東映映画の館主。木戸御免で、映画漬けの毎日。片岡千恵蔵、大友柳太郎、東千代之介映画を特に好んで、
大川恵子は好ましい女性の原点に。社会人となりやがて東京で働き出すと、読書が小説の創作に及び、休暇の愉しみは京都旅行に
限定されて,ついに京都へ移住。東山の大谷墓地への墓参は、年に一、二度が月一度に。ある日昼めしに出たところ、東映撮影所のある
太秦まで出かけていた。
『橋の雪』は、かつて旅行者として京都を訪れた師走の雪の日、四条大橋で見かけた托鉢の尼僧に触発され物語に。

好きな創作物・作家・食べ物など:龍安寺石庭 安井曽太郎画《金蓉》 映画《羅生門》 写真集《京ある記》
映画《麦秋》 シムノンのメグレシリーズ 司馬遼太郎全作  トルストイ《戦争と平和》 谷崎潤一郎《春琴抄》
映画《夜の河》 夏目漱石《草枕》 男爵芋 


創作態度
女性主人公の作品を中心としている
奇跡を物語の展開に使わない
平易な文章を心がけている